【家づくりの考え方】家づくりにおいて可変可能な間取りという考え方
近所の空き地が整地されているなあと思っていたら、先日通ったところ地鎮祭の後があり、地網が張られていました。
ああ、ここも新しい家が建つのね、とまだ見ぬお家に、自分の家づくりのころをふとまた思い返してしまいました。
間取りの考え方
・そもそもの日本の家屋はどうだったのだろう。
もともとは、畳みのある部屋を、場面によって使い分けていました。私の母の子供時代はテーブルなど使わず箱膳といって一人ひとりのお膳をもっていて、食べるときにそれを使用していたと聞きます。またアニメのサザエさんなどではちゃぶ台を使っていましたね。これはリビングとして、またはダイニングの場として利用していました。
また布団も使うときだけだしてというような状態でした。
使う時だけ、出すというような考え方、それは狭い部屋を有効活用する日本人の知恵だったのかなあと。普段はふすまで部屋を仕切っているのだけれども、親族が集まる時などはそのふすまを取り払って広く使うなどです。
・可能可変な間取りとは・・・
①収納を活用する。
子育て世代は、子どもの成長段階によって、部屋や空間の使い方(収納を含め)を変えていくといいのではないかと思います。
そう考えてみると自在棚もしくは、なにも仕切りのないクローゼットなどが使い勝手がいいのです。固定した棚や仕切りを作ってしまうと、あとで大きなものを入れたいと時にいれられないからです。
②部屋の用途を変える。
部屋まるごと変える状態です。洗濯物干し部屋として使用していたが、将来的にお子さんのお部屋にするというようなこともあるかなと思います。その際、洗濯物干し部屋は後付けでなにかサンルームのようなものをつけてもいいかもしれません。
現在はこうしています
・和室では・・・
和室に半畳ほどの押し入れを二つ作って開き戸にしてもらいました。
そしてそのうちの一つはもんちっちのおもちゃ置き場でもうひとつは、こたつや来客用の布団をしまってあります。仕切りをつくらなかったので、こたつは縦にしていれることができます。
子ども部屋では・・・
クローゼットに、布団を二人分収納しています。毎朝起きたらクローゼットの中に片づけています。
洗面所では・・・
自在棚にもんちっちの学用品置き場としています。
ですがそのうちに・・・・
もんちっちが小学校高学年ぐらいになり、自分の部屋として使うようになった時に、和室のおもちゃ置き場と洗面所の自在棚の中身をこども部屋のクローゼットに移動しようと思います。