ずぼらでのんびり田舎暮らし 

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【家づくりの考え方】土地選びは慎重に!災害大国の日本、狭い土地でも安全を選ぼう。

今週のお題「もしもの備え」

 コロナで在宅待機、そして、災害で起こったときの在宅避難の推奨と家で避難するようになっていますね。

 我が家は2019年に入居して、現在の家に1年です。この一年間おかげ様で避難所に行くことなく過ごせています。

 ですが、家を建てる過程の中で、ある候補地が金額的に魅力で「万が一の場合は避難所に行けばいいよね」と、土地を決めそうになったことがあります。ですが、現在、その決断をしなくて本当に良かったとつくづく思っています。

決壊する堤防のイラスト

 家を建てようと土地選びをされている方に、もし参考になればと我が家の経験です。

我が家の土地を決めるまでのあれこれを書いて行きたいと思います。

 

我が家の土地の候補となったのは・・・・

 家を建てたくて、土地を探していることを知った知り合いの方が土地を売りたいと思っている人がいるんだよ、と紹介してくれました。

それは、とても見晴らしのいい土地&ちょっと広め(150坪)。家庭菜園も家の隣で十分なほどできる広さです(笑)で、ですが、2メートル程度の崖に接していたのです。

 土地選びを何も知らなかった私たちは広く、そして見晴らしがいい事で買う気満々です。ですが、それと並行してハウスメーカー選びもしていましたので、土地の方はちょっと待っていてもらってハウスメーカーを絞るのを優先しました。

 

 そして、今思うのは、土地購入前にハウスメーカーを選ぶの優先したことを本当に良かったなあと思います。なぜなら、所詮素人です。家を建てるのに「いい土地」ってあるんですよね。畑や水田からだとそれから地盤改良をしたり造成したり余分なお金がかかります。でも素人にはわからないんです。

 ハウスメーカーの営業さんに、購入予定地を見てもらいました。そうしたら営業さんは、「あまりお勧めしない」とのこと。

 なぜなら崖条例にかかるかもしれないから、そのための造成費用がかかる(擁壁)やはたまた崖から離して建てないといけないから、土地を有効活用できないから、購入した場合の坪単価より、実際建てる場合はかかってしまうので割高の坪単価になりますよと。

  さっそく、候補から外し、また新たな土地探しとなりました。

次の候補となった土地は・・・・

 我が家の土地探しの条件は最寄りから徒歩で行けることでした。

 なかなかなく、かろうじて、ハウスメーカーさんの営業が探してきてくれたのが徒歩15分の土地。

川原のイラスト(背景素材)

 そして、今回は、河川脇でした。といっても防護壁があります。売主は売りたいので値引きも応じてくれるそうです。営業さん曰く防護壁があるので、大丈夫でしょう。もし、浸水が心配なら少し地盤を高くするといいと提案してくれました。「技術」でなんとかなるということでしょうか。河川脇なので、見晴らしもいいです。南側に川があるので、そちらに向けて建てれば日の当たる当たらないの心配もありません。

 

 営業さんに押されてパパもいいんじゃないかあなと考え始めているようです。ですが、私は最後の判断ができないでいました。

まあ、でも、河川が氾濫するかもしれないのは、夏で年に1回か2回ぐらい。

氾濫する川のイラスト

その時、避難所で過ごせばいいかなあという思いも私の頭に浮かびます。

 そこで、営業さんが近所の人に聞いてみましょうか?とちょうど候補土地の隣の方に聞いてくれました。

そうしたら、でてきたおじさんが、一言、

「ここら辺の人は、避難しないよ!

 避難なんていちいちしてられないから。」

ついでに衝撃的だったのが、、、、

「避難する臆病ものなんていないからねえ」と。

な、なんですと???

 

そのおじさんの言葉を聞いて決心しました、買わないと

 

私の心の中でほとんど決まったのですが、パパはまだ決めかねています。

そこでパパは同じく新築した同僚に意見を求めました。

その同僚が「買わない。今はいいかもしれないかもしれない。けれどもこれから何十年と過ごす土地。そして日本の異常気象が叫ばれているなか、災害も変わってくるはずだから。

と。その言葉を聞いてパパも買わないことに決心してくれました。

本当、同僚の言う通りだなあと。

いい事言ってくれた、ありがとう、パパ同僚!!

今回の「買わない決めて」の決定打となったのは

 候補予定地の隣のおじさんの「ここら辺の人は避難はしないよ」という言葉。

危険が迫っているのに、「避難はしない」という考えを持っている。災害において、これって今回は大丈夫だったけど、次回はわかりません。次回は被害にあっているかもしれないのですから・・・

 そして、当時息子は幼稚園児。いわゆる女性子供は災害弱者です。パパも会社でいないとなれば私一人で判断し、息子をつれて避難しなくてはいけない。

 購入しようと考えていた時は、「心配だったら、早めに避難すればいいよね。」と考えました。ですが住んでいる周りの人は、避難しないし、「避難する人は臆病」と考えているんです。この辺の意識の差もつらいなあと思いました。

聞いてくれた営業さんありがとう!!

そしてもう一つは、同僚の言葉。ほんとありがたーい言葉です。

結局違う土地にしました。

 候補地となった土地より坪数的に少ないです。ですが、もともと家が建っていたところが取り壊された土地なので、地盤的にしっかりしていて、土地の造成費用はほとんどかかっていません。隣地との境界でブロック塀を建てたぐらいです。

最後に

 崖に面していない、河川の近くで氾濫の心配もない、家に被害がなければ「家が一番安心」と思えるのが何より心強いです。

  そして、家で過ごす時間が多いのは子供や女性でしょう。何かあったときに大切な家族を守るように「家」を安心にしておける安心。

室内でリラックスする人のイラスト(家族)

 土地選びではハザードマップなどで確認することはもちろんです。ちょっと不安があるようだったら、まよわず、狭い土地にしても「安心」を選ぶことをおすすめします。

 余談ですが、

 素人は土地選びでは営業さんに頼るといいと思います。

 実際に営業さんに土地を見てもらうことが必要だと思います。

 また、ハウスメーカーや工務店によって考え方は違うと思います。第一候補だった崖のある土地は、ハウスメーカーの他に、地元の工務店の方にも見てもらいました。当時、ハウスメーカーか地元の工務店での2つに絞って決めかねていた時でもあったのです。

 ハウスメーカーの営業さんは崖の近くという事にこだわったのですが、地元の工務店の営業さんは、とくに崖にはこだわっていおらず、出てきた擁壁の見積もりも低いものでした。ですが我が家は、ハウスメーカーで建てることをほぼ決めていたので、崖の土地を候補からはずしたのです。

 そして、河川脇のお隣の方に聞いたくれた営業さん、グッジョブです。わたし、まったく知らないお家の方に話しかけたりピンポンしたりする勇気ありませんから。でも営業さんはそういうのがお得意な方でいろいろと聞いて回ってくれたのです。

困った時は営業さんに相談ですよ~。

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