ずぼらでのんびり田舎暮らし 

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映画「さかなのこ」を見てみた

久しぶりの映画に、家族で9月1日公開の「さかなのこ」を見てきました。

さかなクンの自叙伝、「一魚一会」をもとに製作された映画です。

 

さかなくんの幼少期エピソードとして、水族館に毎日通い詰めたとか、夕食にさかなづくし。それから、魚のことにばかかり考えているさかなクンに「勉強するように言って」という教師に「うちのこは、これでいいのです。」と母親が言ったエピソードなんかもありましたね。

いや、さかなくんのおかあさん、すごすぎでしょ~、と思っていたので、映画が自叙伝をもとにしているということで、フィクションもあるだろうけれどもとても興味がありました。

 

「さかなのこ」ってどんな話?

さかなが大好きで、いつも魚のことを考えているちょっと空気の読めない(?)いや、もとい、天真爛漫な主人公の成長を追った物語です。主人公もどこか憎めないのですが、でてくる他のキャラクターも人間味あふれる方々ばかり。肩ひじはらず、ファミリーでも楽しんでみることができます。

 とはいっても、ただのエンターテイメントではなく、とてもメッセージ性の強いものを監督は意図的にいれてるなあと思うので、映画ツウの人も楽しめるのでは??

出演者は、とても魅力的な俳優さんばかり

さかなクンを演じるのは、のんさん。

女性が演じるのでびっくりしましたが、透明感あふれるのんさんの持ち味で、難しい役どころなのに、違和感なく「さかなクン」として成立してたなあという感じです。

ほかに気になる俳優さんとしては・・・・母親役として、井川遥。「さかなクン」と友情?を育む暴力団の総長として、磯村勇斗。磯村優斗さんは、顔の表情とかとにかく繊細な演技をする俳優さんですね。

さかなクンのかつての中学高校の同級生としてドランクドラゴンの鈴木拓が、高校教師としてでていました。

そして、ぎょぎょぎょおじさんとしては、さかなクン。

まあ、さサプライズとしての意味もありますが、実はこのさかなクンを不審人物なぎょぎょぎょおじさんの役ででていたのもとても意味深いなあと個人的に思いました。

この作品を見て感じたところ、気になったシーンをピックアップ

①通学路で出会った「さかなクン」に話しかけてくる、ぎょぎょぎょおじさんが警察に連行されるシーン

魚のことに詳しい、「ぎょぎょよおじさん」に「家に遊びに来ない?」と誘われたさかなクン。親に相談したら、父親は大反対。まあ、当たり前ですよね。私も絶対反対します。ですが、母親は行くことを許してあげます。

魚のことが大好きな二人は、時間も忘れて魚の絵をかいたりお話したりして過ごすのですが、うっかり時間が過ぎるのを忘れて夜中になってしまいます。

心配した両親が警察に連絡し、結局は警察に連行されてしまう「ぎょぎょぎょおじさん」

さかなクンは、「魚好き」がこうじて、おさかな博士としての地位と名誉(?)のある存在となりましたが、一歩間違えてしまったら「ぎょぎょぎょおじさん」のようになっていた可能性もあったのではないのかなあと。

その「ぎょぎょぎょおじさん」を、本人である「さかなクン」でキャスティングするとは、なんとも言えません・・・

②幼なじみのヒヨと彼女との不自然な食事のシーン

高校時代は不良をしていた、ヒヨだが、猛勉強のすえ良い大学(?)にうかり、その後もテレビのディレクターとなり順調な社会人人生を歩んでいる。一方アルバイトもままならないさかなクン。

そして問題のシーンはちょっと高級なレストランに彼女と食事をしているところにさかなクン登場。ヒヨの彼女は、アナウンサーをしていてちょっと顔を知られた存在であるのに、それも知らずにマイペースなさかなクン。

一緒に会話をしながら食事をはじめたシーンから、急遽次はヒヨの彼女が怒って帰ってしまう、というシーンに飛ぶのです。

最初は、えええ???何かカットしたのかなあと考えてしまった自分が浅はかでした。

どうやらそれが監督の狙いだったみたいで、あえてカットすることで見ている人間に、どんな会話が行われたのかを考えさせるとは。

あえて描かれていないシーンでは、おそらく、なにかさかなクンが、「彼女」の気に障ることを言ってしまったか、してしまったのだと思います。なんといっても、マイペースですからね、「さかなクン」は。

ここで監督は、ヒヨが、ゲットしたアナウンサーであり高見えする「彼女」よりも、かつてからの幼馴染であるさかなクンとの絆をとったということを描きたかったのではないかと。

久しぶりの映画を見て感じたことは。

いやあ、映画っていいですね。しかも映画館で見るとはまた違った味わいがありますね。映画館といえばお決まりのポップコーンと飲み物を買って、映画館鑑賞気分も高揚。

上映時間になって、お決まりの映画のCM。そう、なかなか始まらない。映画館で見るのが久しぶりだったのですっかり忘れていましたよ。

色々なCMが流され、ああ、次はこれもみたいなあ、これもいいかもなんてしながらわくわくしながら「さかなのこ」の上映をまつ。

いつもは、お手軽にお家シアターを楽しんでいましたが、こういうのもいいですね。アマプラさまには、さんざんお世話になってきましが、いえ映画館には映画館なりのよさがあると再発見。

家で見ていると、俳優さんなんかで気になると、あれ、この人だれだっけ???とかついスマホでググってしまいます。ですが映画館ではそれもできないので、映画に集中してみるとができました。そして映画館の料金が中々するので、「しっかりかんしょうせねば!!」という気持ちもあるからでしょうね。

じっくり集中して見れて良かったです。

 

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