ずぼらでのんびり田舎暮らし 

ずぼらでプチミニマリスト気取りの日々のあれこれ(家庭菜園、暮らしや子育て)

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【家は性能】、いや違う、【家は文化】である。

 コロナで家にいる時間が長くなりました。そしてここ何年間で私自身の立ち位置も変わることによって、「家」というものに関して感じるところが変わってきているなあと思います。

 

思えば、独身時代、そしてまた結婚したあとも家にいる時間はあまりありませんでした。土日も仕事になる時が多く、かつ夜も7時8時はたまた9時という生活です。

 必然として私が家に求める場所は「寝る場所」だったのです。そして、結婚するやいなや妊娠もして、つわりでさんざんな毎日、そして生まれたら生まれたらで、赤ちゃんに振り回される毎日。

 ですが息子も小学生になり、かつ私も専業主婦となり、またアパートから一軒家となり、「家」は単なる住む場所ではなくなっています。

 それは、英語でいえば「house」だったところが、「home」となっているようだなと。(つくづく言語というのは奥深いですね。)

 そして、「家づくり」を通していろいろな知らないことを学び、新たな発見を得てきました。

 「家は性能」、とあるハウスメーカーのキャッチフレーズですが、いやいや、私的には、「家は文化」であるなあとつくづく思うのです。

 

住まいをよそおうということ<絵を飾る>

・間借りした部屋に飾ってあった絵

 若かりし頃、ドイツでWGといって若いドイツ人と一緒に生活をしていたことがありました。そしてその借りた部屋に絵が飾ってあり、それは有名な絵の複製だったのですが、朝夕と眺めるうちに私のお気に入りの絵となりました。

 異国の地で自分で臨んだ生活とはいえ、言語はもとより人間関係に疲れた時などふと目にするその額に入った絵に心いやされたのです。

 また友達が美術学生ということもあり、「絵」に関して話をする機会も多く、それまでまったく絵心のなかった私が「絵」についてふれるようになったのもあります。

 そして「絵とは、見ていて自分が気持ちがいい、ああ、いいなあと思ったものを飾るんだよ。飾りたい絵と美的な絵(美術館に飾るような絵)とは違うのだから」と。

・新居に飾っている絵は・・・・

 そんな経験があったので、家ができたら、絵を飾りたいなあなんて思っていました。が、まあ、子育て世代&ローンあり。お気に入りの絵を買うのはまだまだ先かなあという状態です。

 ですが、ちょうど購読している新聞のサービスで毎月額絵シリーズというのがあり、無料で毎月二枚配布されるので、それを利用しています。今年は「ロンドンのナショナルギャラリーの至宝」です。

 一番楽しみにしていたゴッホの「ひまわり」が来たときには、もんちっちにどこに飾りたい??と額絵をもって家のあちこちを回らせてみました。そうしたら、なんともんちっち、「トイレ」だそうです。トイレの壁紙とちょっとひまわりの輪郭がにてるのかなあ???最初はえええって思ったけれども今では気に入っています。

トイレのイラスト(室内風景)

 

さて、毎月楽しみにしているものの、名画ではあるのだけれども、ほんと、おかしなもので、あれ、これ飾るのむずかしいなあというのもあります。名画ゆえなのでしょうか?家に飾るのは、ちょっとという感じです。

 その絵のインパクトが強すぎて、その空間を支配しすぎてしまうというかあ・・・昔美術学生の友達がいった言葉を思い出しながら、そんなことも楽しみながら飾っています。

住まいをよそおうということ<花を飾る>

 庭で、ちょっとずつですがお花を育てています。そして、その季節折々の花を玄関にちょっと飾って楽しんできました。

 あるときパパが庭に植えたシソの葉をとってきてキッチンで使いやすいようにグラスにさしたんです。

そうしたらそれをみたもんちっちがそわそわと動き出しました。ペットボトルをもって。

そうして飾ってみた by もんちっち

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 自分もやりたくなったのでしょうね。 はい、小さな花瓶がなかったので、ペットボトルにいけました。

 そうしてその晩、ダイニングテーブルにお花を飾って夕食をたべたのですが。。。

「なんか、いいね、こうやって目の前にあると、いつもとちがうような感じがするよね。」とパパ。

 ほんと、食卓にお花があるだけで違うのですね。ついでにお料理もおいしく感じる???

借りぐらしのアリエッティならぬ「借りぐらしのもんちっち」が・・・

 そんなこんなで我が家は最近、食卓やキッチンがお花やらで飾られています。

そして昨夜、もんちっちが飾られているお花が枯れ始めているのをみてひとこと、

「あ、お花が枯れているね。また僕がお庭でかってくるね。」

???と思ったら、アリエッティのように「借り」にいってくるそうです。

学校から帰ってきたら「借り」をしにお庭にいくのでしょうね、アリエッティになった気分で。

最後に

 私はベビーブーマー世代の父母に育てられました。それこそ、日本の高度経済成長の最中で本当に日々の生活でいっぱいという中での子育ては大変だったと思います。パパも同じ世代です。家に絵を飾るなんて、実家ではしてなかったよなあと。

 なくても生活はしていけます。ですがあれば、またその生活にいろどりを与えてくれるのではないか、それが絵や花という存在なのではないかと思います。

 

↓こちらには、私が「!!!(そうだったのかあ)」と思った経験を書いてあります。

 

nonnbiriinaka.hatenablog.com

 

 息子はどうやらアリエッティブームのようです。

nonnbiriinaka.hatenablog.com

 

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