ずぼらでのんびり田舎暮らし 

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【安野光雄さんの本】懐かしい。。。お世話になった「あいうえおの本」

 先週末の新聞で、安野さんが亡くなられたのを知りました。そして、図書館によった時にちょうど安野さんの本の特集コーナーがあったので、ああ、これこれと思って手に取りました。

 子供のころお世話になった本です。本の表紙にあるように、文字が書いてある引き出しにはたくさんの「ことば」が安野さんの優しい絵とともに詰まっています。

 今となっては、子供向けの「あいうえおの本」は数多くあるかと思います。
が、そんな中でも今でもふっとい手に取ってみたくなる本です。
 子どものころは、テレビはあれど今のようにいつでも録画があったりユーチューブがあったりと好きなアニメが見れるというようなことはなく、アニメは朝か夕方に放送されるのをリアルで見るだけでした。
うつ伏せで本を読む人のイラスト(女性)
 なので、なーんにもすることがない時は、寝転びながら本を眺めていたっけなあと。そしてこの本もそのうちの一つでした。
 左ページにひらがな、右ページにそのひらがなの頭文字から始まる絵が書いてあります。絵はとてもやさしい筆遣いでこまやかなな表現。
 そして、子どものころには気づかなかったのですが、ページを縁取る枠は、その頭文字を使ったイラストで構成されているのです。
 例えば、「あ」にページでしたら、右ページにあんぱんとありの絵が書いてあります。そしてそれを縁取る枠として、あかざ、あさがお、あざみ、あしか、あひる、あゆ、ありくい、あわびのが書かれています。
あわびや、あざみはわかるけれども、「あかざ」って何???って思ってしらべてみたら、畑の縁や空き地などに生える雑草のことだそうです。
他にも、かとりせんこう、ラムネなどああ~なつかしいと思えるものばかり。
 言葉を覚えるために幼児が見るというのではなく、ちょっとお兄さんお姉さんになった子供たちがああ、こんなのあるんだね~なんて言いながら、さらには大人になった人がああ、なつかしいね~と思いながら見るのもいいのかも。